■この指導コースの特徴
共通試験/センター試験の過去問等をベースに、評論文の読み方を身につけます。
・傍線部の近くを探す
・「しかし」などの接続後に注目
などの小手先のテクニックを優先して、行き当たりばったりで問題を解いている場合、点数を伸ばすことは難しいです。
そこで、本コースでは以下のような考えを定着させていくことを目的としています。
・キーワードを基準に、対比や例示などのブロックで分けて読む
・ブロックごとの関係を意識して、文章全体の構造を把握する
例えば、以下のような「デジタル化が進む現代」の評論が出題されたとします。
・デジタル化が進み、世の中は便利になった。
・デジタル化が進み、世の中は便利になった。
・アナログの頃はあらゆる情報伝達に時間がかかり、不便であった。
・しかし、その不便さゆえに、我々はあらゆる物事の伝え方や使い方を工夫してきた。
・今はどうだろうか。
・デジタル化は我々に工夫する余地も与えず、ただ受け身になって利用することを強いている。
・便利である一方で、我々があの頃持ち得た、「かけがえのない大切な能力」が損なわれているのだ。
大きく6点でまとめてみましたが、実際の文章はもっと長い文章によってカタマリ(段落)を作り上げると思います。これらのカタマリを以下のように分類しながら読み進めます。
【A】デジタル化が進み、世の中は便利になった。
【B(↔︎A)】アナログの頃はあらゆる情報伝達に時間がかかり、不便であった。
【Bのプラス面】しかし、その不便さゆえに、我々はあらゆる物事の伝え方や使い方を工夫してきた。
【問題提起】今はどうだろうか。
【Aのマイナス面】デジタル化は我々に工夫する余地も与えず、ただ受け身になって利用することを強いている。
【Aマイナス↔︎Bプラス】便利である一方で、我々があの頃持ち得た、「かけがえのない大切な能力」が損なわれているのだ。
【】のような一言メモを、文章の上の方に書き残しながら読んでいきましょう。この一連の流れを掴めたら、筆者の主張が簡単に見えてきます。
■宿題の有無
宿題は相談の上、必要であれば設けます。
基本的に、次回使用する文章を宿題とします。
■保護者様への報告スタイル
授業終了後にメールにて報告致します。
■指導可能時間帯/曜日
詳細はメールにて調整させていただきます。
■料金
・授業料:月額15,000円(税込16,500円)
・60分授業を月4回行います。
■対象学年
高校1~3年生、浪人生
■お問合せの際に知りたいこと
・生徒様の志望校(第一志望、併願校)
・指導目的(定期テスト対策または受験対策など)