ノートはサラッと!広く浅く読むことがおすすめ

福工大前駅のあさぬま塾に通う傍、今日はオンラインで高校2年生の英語を教えました。

・前回までに間違えた単語/熟語を英訳の文章問題で復習

・学習ペースの確認

・準英検2級の文法演習

という流れで進めています。

間違えた問題の解説をメモし、だんだんとではありますが英文に慣れてきています。ところで、大人になってから思うのです。「間違えた問題をメモする」というのは役立つのかどうか。

現在、私はTOEICと司法系の勉強を継続しています。前者は英文を読み解き、間違えた部分の解説/和訳を読み、問題に印をつけ、日を空けて改めて読解します。後者は基礎解説書と問題集を並行して読み、問題集で間違えた問題は解説チェック+印をつけるという、前者と同様の勉強法を採用しています。

英語はケアレスミスがほとんどなので、単語を書いたりすることもなく、解説をサラッと読めば次は間違えません。法律関係は、まさか論文を全て書いて覚えるなんて作業は無駄です。つまりは、現在の勉強で書くという作業はほとんどしていません。

学生時代は、間違えた英単語を数回書いて覚える時期もありました。しかし、結局どれが記憶に効果的だったのかは客観的には証明できません。そこで、今回は主観的に、書いた後にどう振り返ることが良いかに焦点を当てたいと思います。

主に授業内容や間違えた問題をメモしたノートについては、じっくり読むということは非効率だと考えます。あくまで一度聞いた内容なので、インプット作業である読み返しはサラッとで十分です。具体的には1日5分程度のペースで流し読みくらいでOK。

結局は記憶に定着しやすいアウトプットを重点的に繰り返す。この作業が受験期に役立ったのだと思います。

正直、授業のメモは自分がわからないところ、新しい範囲等だけをメモしておけば大丈夫です。結局は問題を実際に解いて、解説を読んで知識は定着します。そんな作業を繰り返していくうち、いつかノートをサラッと見ても「ああ、これね!習ったわ!」と、内容がスムーズに頭に入ってくるように慣る日が来ます。

今思えば、じっくり読み返したノートの内容なんて、あまり定着しなかったと思います。それよりも、問題を解きまくって、たまにノートを流し見した分野の方が点数が高かったです。

という旨を生徒に伝え、無事Vintage(英文法 参考書)の関係詞を宿題にしましたとさ。

それでは。