地球儀を買いました

あさぬま塾では、自習時間中にたびたび世界史の雑談が飛び出します。

・ベトナム戦争の背景

・ヒトラーによるファシズムの台頭

・イギリスによるインド統治

などなど。

思うに、現在の世界情勢と結びつきの強い近現代史に興味を持つ人が多い印象があります。

(というか私が近代史好きです。)

そのため、この地球儀をクルクル回しながら、その解説に活用したいところです。

ホワイトボードに地図を書いたりもするのですが、いわゆるメルカトル図法に沿った形式は、「本当の地球の姿」を正確に表してはいません。

例えば、高緯度の地域が現実と違ってやけに大きく感じたりします。

「ロシアはとんでもなく大きな国だ。そりゃあ資源もたくさんあって強いわけだ。」

そんな風に感じることは自由ですが、実際はアフリカ大陸と比べて小さい国であることがわかります。

ロシアの面積(赤色)とアフリカ大陸の面積の比較

地球儀は、このような恣意的な地図による思い込みを払拭してくれることから、非常に有意義です。

地政学は、「勉強って何の役に立つんですか?」という質問をストレートにねじ伏せる「世界の現状を知る勉強」でもあります。

こういう身近なところから、勉強に興味を持ってもらえればと願いつつ、明日も塾へ向かいます。

それでは。