【基礎勉強法】「やった気になる」原因のほとんどはアウトプット不足|問題集を解くとこからスタート
高校生の生徒から、「1日2〜3時間は勉強してるんすけど、伸びないっす」という相談を受けました。
一生懸命やっていて成績が伸びないと、
「ちゃんと勉強してない」
「机に向かってるだけ」
など周囲に言われてしまうかもしれません。なんとももどかしいと思います。
結論、やった気になっているだけだと思います(急に辛辣)。
やった気になりやすい人の特徴として多いのは、アウトプットが圧倒的に不足していること。
情報は見る(読む)だけなら簡単です。サーっと目を通せば良いだけなのだから。
そうしたら無意識に面倒な箇所は飛ばして読んでいるかもしれません。まさに「やったつもり」になるのです。
例えば先ほどの高校生の場合、テスト対策で試験範囲のページを何度も読んでいるそうです。「めっちゃ読んだんすけど・・・」とのこと。
ふむふむ、、、あれ。
演習とかしなてなくね!?
1日の勉強スケジュールを聞いていると、どうも問題集の使用場面があまり出てきませんでした。
試験はアウトプット。いくら教科書を読み込んだところで、アウトプットに慣れていないと圧倒的に不利です。
・記憶に入れていく作業(インプット)
・問題を見て、記憶の引き出しを探す作業(アウトプット)
・適切な引き出しを使って回答する作業(アウトプット)
以上のプロセスを練習すれば、テストの点も十分上がります。そのためには、以下のような勉強手順がおすすめです。
・問題集を1P解く→丸つけ(アウトプット)
・間違えた問題の該当部分を参考書で読んで理解(インプット)
・次の日(次にその問題集を解く時)、印のついた問題から解く。
・印のついた問題が解けたら、印を消す
以上を繰り返しましょう。なんとなく教科書を読むよりも成果が出るはずです。