推理問題で情報処理能力を上げる
50分の中一英語の授業を終え、残り45分の自習タイム。
今回は『2013年 東洋英和女学院中学部』の受験問題より抜粋。
問題は、A~Eの5人の生徒の発言を元に、それぞれの性別・学年を整理するというもの。
基本的には箇条書きで情報を整理していきます。特に、一人の発言の中に2つ以上のヒントが含まれていることがあるため、しっかり分けて考えるべきでしょう。
文章をメモにまとめたら、次は表などの図を使って状況を整理していきます。(上の板書の右側のような図)
ここまではスムーズにできる生徒が多いです。
しかし、この先の場合分けが課題となります!
答えの仮説を立て、パターン1,2,・・・と検証していくのです。これは大人の皆さんもご存知の通り、数学の回答でよくある流れです。
あさぬま塾では、単純にテストの成績を上げることも目指しますが、その先の「論理的思考」を養いたいと思っております。「複雑に見える物事をシンプルに整理して、合理的な結論を見つけ出す能力」は将来にわたって役立ちます。
こういった推理問題は、その練習にはうってつけです。
勉強の意義を疑う子どもは多くても、「頭が良くなる」ことを否定する子どもはそういません。勉強嫌いな「あさぬま塾生」も、この問題に関しては真剣に取り組みます(笑)
将来、胡散臭い人間に騙されないよう、こういう小さな一歩から賢くなって欲しいです。
それでは。