「いつまでに/何を/どれくらい 勉強するか計画しなさい」→しなくて良い理由

タイトルにある通り、私は詳細な計画を立てる方針に反対です。

これを言うのは、主に学校の先生でした。

テスト2週間前に計画表のフォーマットを配られ、そこに毎日の勉強目標を細かく書かされたものです。

この計画、私にとってはほとんど効果はありませんでした。

良い意味でも悪い意味でも。

というのも、問題や調子によってその日勉強できる量は変化するのです。

予定より多い日もあれば少ない日もある。

でもやることは変わりません。ひたすら「テスト範囲の問題をアウトプット→間違えたところをインプット」の繰り返しです。

方針が定まっていれば、計画表などペース予想にすぎません。

正直、生徒に言うだけの立場は楽だと思います。

「計画的に勉強をさせる。細かいほど良い。」聞こえは良いですから。

やらない人は計画を立ててもやりません。一方、やる人は計画表がなくてもやります。習慣的にできるかどうかが大切でしょう。

そのため、計画表でモチベーションが上がる人をのぞいて、基本的に細かい計画はおすすめしません。

ちなみに、当塾では日割りで宿題を出しています。

しかし、宿題の厳しいチェックは行いません。日割りの宿題は、あくまで勉強の目安として生徒には伝えています。

理由は上記と関係しています。

習慣的な勉強を心がけ、あとは宿題に縛られずに勉強してほしいからです。

仮に宿題をチェックしたとしても、答えを写せば簡単にすり抜けられます。ここを厳しくすることに大したメリットを感じません。

ただし、放任しすぎると、怠ける人をさらに怠けさせる可能性があるということです。これには気をつけないといけません。

そのため、当塾では、小テストで毎回の復習度合いをチェックするようにしております。

計画を遂行するためではなく、実力をつけるために勉強する。この意識を大切にして欲しいです。