【合格体験記】大分大学 医学部

今年度、1人の生徒が大分大学の医学部に合格しました。

本記事では、彼が合格するまでの勉強の流れをご紹介します。

現役時代は部活に全力

現役時代はスポーツの強豪校で活動していたため、ほとんど勉強していない状態でした。浪人生活からが受験対策の始まりです。

当塾では、共通試験の国語面接対策を担当しました。

国語に関しては、主に以下の流れで学力を底上げしていきました。

1. 基礎文法・単語・読解法の学習

    試験に対応できるように、前提となる知識を以下の参考書で学習します。

    ・『論理でわかる現代文』で現代文の文構造やチェックすべき箇所を学習。

    ・『キーワード読解』で現代文における頻出用語とその基本的な用法について把握。

    ・『マドンナ古文』で文法事項をインプット。

    ・『古文単語ゴロゴ』を繰り返し読んで頻出単語を把握。

    ・『漢文早覚え速答法』で演習しながら基礎知識を把握。

    2. 実戦演習

    ・センター試験/共通試験の過去問を解き、それらの回答までの考えや文章の読み方をチェックして解説しました。

    ・偏って間違えた部分があれば、上記の参考書の該当箇所を優先的に復習します。

    過去15年分の問題を1通り解いたら、各予備校が出版している予想問題集や、形式の近い私立大学の過去問で読解演習を繰り返しました。

    淡々と続けられるか

    以上のように、勉強法は至ってシンプルです。

    しかし、この作業を淡々と試験本番まで続けることは誰もができるわけではありません。

    彼の場合は、自学自習形式で勉強ペースを維持することが得意だったようです。

    共通試験の国語の目標点数は75%でしたが、無事、達成しました(76%)。

    この学習法は1つの例に過ぎません。

    自分に合った参考書・勉強法を調整しながら、後はブレずに最後まで勉強習慣を維持しましょう。